ミャンマーニュース

国際協力省のチョウ・ティン大臣は、9月18日、マレーシアのSeri Hishammuddin Tun Hussein外務大臣とオンラインで会議を行った。

会議で、両大臣は、双方の都合の良い時期に、二国間協力に向けた合同委員会の機構を復活させることを含めた、ミャンマーとマレーシアの二国間関係と協力を強化する方法に関して意見交換を行った。

そのため、両国は、新型コロナウィルス感染症対策に関する協力、その経済的影響の緩和、マレーシアから個人用防護具（PPE）や人工呼吸器、その他基本的医療機器など医療用品を提供することについて議論した。

さらに、新型コロナウィルスと闘うためのミャンマー政府の取り組みを支援すること、許可証のない人を含むマレーシアに滞留しているミャンマー人の帰国促進、ミャンマーからマレーシアおよび中東市場へ、米やその他の食品を輸出すること、新型コロナウィルスの影響後の経済回復に向けたミャンマーの努力に対する貢献などについても話し合った。

両大臣はまた、ミャンマーとバングラデシュの二国間協定に伴い、ラカイン州の難民に対して、ボートピープルが漂流することを禁止し、持続可能な解決策を見つけるために、人身売買の禁止に対する地域協力に向けた関連事項について真摯に意見交換した。

さらに、ASEAN統合の精神とASEANの手法で問題等を解決するために、二国間関係強化に向けて、それぞれの課題を理解する重要性を強調した。

チョウ・ティン大臣は、二国間関係を活性化するという姿勢や、1997年にミャンマーがASEANに加入するためにマレーシアが積極的にサポートしたことについて、マレーシアの外務大臣に感謝を表した。

Seri Hishammuddin Tun Hussein外務大臣は、外務大臣就任前に、国防大臣、内務大臣、教育大臣など、様々な職務を担当している。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/news/1478