2026-08-21 17:30
経済
豪労組、ミャンマー中央銀行への制裁を政府に要求

金融部門のFSU、軍政の資金源への対応を訴える
オーストラリアの金融部門労働組合(FSU)は、ミャンマー軍政への圧力を強めるため、同国中央銀行を制裁対象にするようオーストラリア政府に求めている。FSUはミャンマー中央銀行が軍政の金融基盤として重要な役割を果たしていると指摘し、軍指導者や軍関連企業、金融ネットワークへの制裁拡大も訴えた。
FSUはオーストラリアの銀行、金融、保険、年金などの分野で働く労働者を代表する労働組合で、ユニ・グローバル・ユニオン(UNI)の加盟組織。
UNIは世界各国のサービス産業などの労働組合が加盟する国際的な労働組合組織で、労働者の権利や労働条件の改善に取り組んでいる。
中央銀行を軍政の金融基盤と指摘
FSUのJulia Angrisano全国書記長は、ミャンマー中央銀行について、外貨へのアクセスや国際金融取引に関わるだけでなく、軍政への資金供給でも中心的な役割を担っていると指摘した。FSUはこれまでにも、オーストラリアの銀行に対してミャンマーでの活動を見直すよう働きかけてきた。また、オーストラリア労働組合評議会(ACTU)に対し、軍指導者や軍所有企業、金融ネットワークへの制裁拡大などを求める決議を提出した。
制裁強化と人道支援を要求
FSUはオーストラリア政府に対し、軍政への標的型制裁を拡大するとともに、軍政によるジェット燃料の購入能力を阻止し、国際的な説明責任の仕組みを支援するよう求めている。さらに、ミャンマー国民への人道支援の拡大も訴えた。FSUは、ミャンマーでは労働組合活動が危険にさらされているとして、民主主義と労働者の権利は切り離せないとの立場を示している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
UNI
https://uniglobalunion.org/
UNIのプレスリリース
https://uniglobalunion.org/news/
オーストラリアの金融部門労働組合(FSU)
https://www.fsunion.org.au/
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