2026-09-25 10:00
社会
ミャンマーの女性政治犯、拷問や医療放置に直面 HRWが報告

拷問や性的暴力、劣悪な拘禁環境
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は9月22日、ミャンマーで女性の政治犯が拷問や性的暴力を受け、劣悪な環境に置かれていると報告した。HRWは2025~2026年、元女性政治犯17人と家族3人、弁護士・支援者4人に聞き取りを実施。11カ所の尋問施設や刑務所に収容された女性らから、棒や金属パイプなどによる暴行、感電、性的暴力、長期間の独房拘禁などの証言を得たという。
尋問では、政治活動への関与や他の活動家について自白を迫られたケースも報告された。また、拘禁中に家族との連絡や面会を制限された女性もいたという。
妊婦への医療も十分に行われず
医療体制の不足も深刻で、慢性疾患や急病に必要な治療を受けられず、薬の入手や病院への搬送に長期間を要するケースが報告された。妊娠中の女性には十分な妊婦健診や産科医療が提供されず、刑務所内で出産を余儀なくされた例もあるという。刑務所では食事や飲料水、衛生環境にも問題があり、女性たちは身体的・精神的な負担を強いられている。
HRWによれば、2021年のクーデター以降に拘束された政治犯は3万人を超え、そのうち約6,600人が女性、約640人が子どもだという。HRWは、女性政治犯とその子どもを含む恣意的に拘束された人々を無条件で釈放し、拘禁中の拷問や虐待を直ちに停止するよう求めている。
(画像はプレスリリースより)
(C)2026 Human Rights Watch
外部リンク
HRW
https://www.hrw.org/
HRWのプレスリリース
https://www.hrw.org/news/
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