2026-05-21 16:00
社会
HRW、ロヒンギャ虐殺の責任追及欠如を批判 アラカン軍による住民殺害巡り調査要求

進まないブティダウン虐殺の責任追及
米国に基盤を持つ国際的な人権団体であるヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、ミャンマー西部ラカイン州でロヒンギャ住民が殺害された事件について、アラカン軍(AA)による責任追及が行われていないと批判する報告書を発表した。 HRWによれば、2024年8月にブティダウンで発生した虐殺では、多数のロヒンギャ住民が死亡し、生存者らはAAによる殺害や放火、銃撃を証言しているという。しかし、加害者への処罰や独立調査は行われておらず、被害者や遺族への補償も進んでいないと指摘。
またHRWはAAがロヒンギャ住民に対し、軍への協力や強制徴募を行っていたとの証言も紹介し、民族的・宗教的少数派に対する深刻な人権侵害が続いていると警告した。
国際社会に独立調査求める声
HRWは、ミャンマー軍だけでなくアラカン軍による人権侵害についても国際社会が監視と責任追及を行う必要があると訴えた。特に、国連や関係各国に対し、独立した調査と証拠保全を進めるよう求めている。ラカイン州では現在も戦闘や避難が続いており、多くのロヒンギャ住民が安全や食料、医療へのアクセスを失った状態に置かれているという。
HRWは、加害行為に対する不処罰が続けば、さらなる暴力を招く恐れがあると警告している。
(画像はプレスリリースより)
(C)2026 John Holmes for Human Rights Watch
外部リンク
ヒューマン・ライツ・ウォッチ
https://www.hrw.org/
ヒューマン・ライツ・ウォッチのプレスリリース
https://www.hrw.org/news/
ヒューマン・ライツ・ウォッチの報告書
https://www.hrw.org/report/
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