2026-07-19 18:00
社会
ミャンマー沖で難民船事故か、500人超死亡の恐れ 国連機関が深い懸念を表明

ロヒンギャ難民ら乗せた2隻が消息を絶つ
国連は、ミャンマー沖でロヒンギャ難民らを乗せた2隻の船が遭難したとの報告を受け、500人以上が死亡した恐れがあるとして深い懸念を示した。国際移住機関(IOM)と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の共同声明によると、2隻はいずれも6月下旬にミャンマーのラカイン州を出発したとみられ、多くの乗船者は安全を求めて海路で避難していたという。1隻は消息を絶ち、もう1隻は7月8日頃にエーヤワディ地域沖で転覆したと報告されている。
IOMとUNHCRは、現時点で正確な犠牲者数は確認されていないものの、報告どおりであれば、近年で最悪規模の海難事故の一つになる可能性があるとしている。
危険な海路に追い込まれる人々
両機関は、ラカイン州で続く紛争や避難生活の長期化、人道支援の不足などにより、多くのロヒンギャが危険を承知で海路による脱出を選ばざるを得ない状況に置かれていると指摘した。また、アンダマン海とベンガル湾の航路は、世界でも最も危険な難民・移民の海上ルートの一つとなっており、各国政府に対し、捜索・救助活動の強化や、安全かつ合法的な保護手段の拡充を求めている。
さらに、人命救助を最優先とし、難民や避難民の保護に向けた国際的な連携を強化する必要があると訴えた。
(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Kenzie Eagan
外部リンク
国連
https://www.un.org/en
国連のプレスリリース
https://news.un.org/
IOMとUNHCRの共同声明
https://www.iom.int/
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