2026-03-21 08:00
政治
ミャンマー議会、5年ぶりに再開 軍系勢力が大半占め統治強化へ

軍系政党が議席の大半を掌握
ミャンマーで2026年3月、2021年の軍事クーデター以降初めてとなる議会が約5年ぶりに招集された。議会は首都ネピドーで開かれ、直前に実施された総選挙の結果を受けて構成されたものである。報道によれば、選挙では軍が支援する政党が大勝し、議会の大半の議席を占める結果となったという。
この議会には、軍の影響下にある連邦団結発展党(USDP)を中心とする勢力に加え、憲法で保障された軍任命議席も含まれており、立法機関全体が軍よりの構成だ。
主要野党は選挙への参加を阻まれるか、あるいは不公平としてボイコットしており、議会の正統性に疑問を呈する声が上がっている。
民政移行の形骸化との批判
今回の議会再開は、軍政が掲げる「民政移行」の一環とされるが、実質的には軍の統治体制を制度的に固定化する動きとの見方が強い。議会では今後、議長の選出や新政権の樹立に向けた手続きが進められる見通しであり、軍トップが新たな国家指導者として権力を維持する可能性が指摘されている。
一方で、国内外の批判は根強い。選挙自体が自由かつ公正ではなかったとする指摘に加え、多くの民主派指導者が拘束されたままであることから、議会は民意を反映していないとの批判が出ているという。
今回の議会再開は、形式上の政治移行を装いつつも、軍による支配が継続している現状を示すものと受け止められている。
(画像はJURIST newsより)
外部リンク
Myanmar parliament dominated by pro-military party convenes after 5 years
https://www.aljazeera.com/
Myanmar's post-coup parliament sits packed with junta allies
https://www.france24.com/
Myanmar parliament reconvenes for first time since military coup following contested election
https://www.jurist.org/
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