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2026-02-25 12:30

社会

ミャンマー旅客機、空港でのドローン攻撃で被弾 機体に損傷

ドローン攻撃
攻撃によるけが人はなし
ミャンマー北部ミッチーナー国際空港で2026年2月中旬、旅客機がFPV(First-Person View)ドローンとみられる無人機による攻撃を受け、機体の前部左側が損傷した。

被害を受けたのはミャンマー・ナショナル航空のATR-72-600型機で、同機は地上待機中に複数の高速飛行ドローンに衝撃を受けたと伝えられている。航空専門メディアによると、機首付近の前方胴体やレーダー部分に損傷が確認され、安全性に関わる可能性があるという。

目撃情報やSNS上の映像からは、少なくとも2機のドローンが高速で飛行しながら旅客機に接近したとの指摘があり、地上滑走路付近での制御不能な無人機の存在が懸念されている。航空機の乗員乗客にけが人はいなかったとされるが、機体への物理的影響が確認されたため、関係当局は安全対策の見直しを迫られているという。

航空安全と地域紛争との関係
報道によれば、今回のFPVドローン攻撃はミャンマー国内で継続する武力衝突の影響下で発生した可能性が高いという見方があるという。

北部では反政府勢力や民族武装組織と軍との戦闘が続いており、ドローン技術が対地攻撃や偵察に用いられる事例も増加している。FPVドローンは操縦者の視点をリアルタイムで映し出すカメラを搭載し、高い機動性を持つことから、軍事用途やゲリラ戦での活用が問題視されている。

航空界専門家は、一般旅客機へのドローン接近は深刻な航空安全リスクをはらむと指摘。機体のレーダー部や前部胴体が損傷すれば、飛行性能やナビゲーションに影響を及ぼす可能性があるため、空港周辺のドローン管理や監視体制の強化が急務だとされる。

また、国際民間航空機関(ICAO)や各国航空当局も、無人機の飛行規制や衝突防止技術の導入を進める必要性を訴えているという。

今回の事件は、武力紛争地域での航空運航における新たな安全課題を浮き彫りにしている。

(画像はsUAS Newsより)


外部リンク

Myanmar Passenger Plane Struck in Alleged FPV Drone Attack at Myitkyina Airport
https://www.suasnews.com/

Myanmar National Airlines ATR 72 Damaged In Drone Attack
https://aviationweek.com/

ATR72-600 airliner hit by FPV drones in Myanmar
https://www.aerotime.aero/

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