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2026-02-21 09:30

政治

タイ、ミャンマーのASEAN復帰を働きかけ 和平プロセスと地域安定のカギに位置づけ

ASEAN
タイ外相がASEAN内で支持基盤形成を図る
タイ政府は2026年2月、ミャンマーをASEAN(東南アジア諸国連合)に再び強く関与させる方針を表明した。

タイのシーハサック外相は記者団に対し、
「タイはミャンマーをASEANに戻すための架け橋になりたい」(REUTERSより)
と述べている。さらに、
「孤立させることは解決につながらない。建設的な関与が必要だ」(REUTERSより)
とも語り、対話を通じた関与の重要性を強調。

これにはミャンマー国内の政治的混乱と安全保障上の課題を解決し、地域全体の安定を確保するための共同の取り組みが必要との認識がある。タイ側は、ミャンマー軍事政権を孤立させるのではなく、対話と協調を通じて解決策を模索すべきだとの立場を強調した。

同外相はASEANがミャンマーの政治的包摂を進めることで、同国に対する影響力を維持し、和平プロセスを支援できるとの見方を示した。これまでASEANは、ミャンマーを巡る統一した立場を取るのに苦慮しており、加盟国間でも見解の相違が生じていたが、タイは対話の枠組みを拡大することが合意形成につながると訴えている。

ASEAN内の対応とミャンマー情勢への影響
タイの呼びかけは、ASEANにおけるミャンマー包摂の再評価につながる可能性がある。これまでASEANは、ミャンマーの軍事政権が2021年にクーデターを起こして以来、民主化プロセスの停滞や人権侵害を理由に、ミャンマーを正式な参加国として扱うことに慎重な姿勢を見せてきた。

また、一部加盟国は選挙の正当性や人権状況に懸念を表明しており、ミャンマーの政治的立場を巡る内部的な対立が存在する。

だがタイ外相は、地域の安定と発展はASEAN全体の利益であり、ミャンマーを孤立させるのではなく、建設的な関与を通じて解決策を見出すべきだとの見解を示した。

タイのこうしたアプローチは、ASEAN加盟国が一致してミャンマーの包摂に向けた具体的な方策を検討するきっかけになる可能性がある。ミャンマー情勢の改善と地域の安全保障環境の向上は、域内の経済・社会の安定にも直結するとみられている。

(画像はBERNAMAより)


外部リンク

Thailand Wants to Bring Myanmar Back Into ASEAN, Foreign Minister Says
https://thediplomat.com/

Thailand hopes to be 'bridge' for Myanmar and ASEAN, foreign minister says
https://www.reuters.com/

Myanmar-Thailand Hold Talks To Re-Engage Naypyidaw And ASEAN After Strained Ties
https://www.bernama.com/

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