ミャンマーニュース

かつて世界一高い鉄道高架橋であり、イギリス植民地時代のアジアにおける野心の象徴でもあったゴッティ鉄橋が、ミャンマーで続く内戦によって破壊されたという。

険しいシャン丘陵の渓谷に102メートルの高さで架かるゴッティ鉄橋はミャンマーで最も高い橋であり、イギリス植民地時代の1901年の開通当時は世界最長の鉄道高架橋でもあった。

ミャンマー軍事政権の報道官は8月24日、反軍事政権勢力であると明言。

また、軍事政権の別の声明では、橋はと述べられている。

ソーシャルメディアに投稿された動画や写真には、ゴッティ鉄橋が一部崩壊し、損傷している様子が映し出されている。

TNLAの広報担当者はこうした非難を否定し、橋を爆撃したのは軍事政権だと指摘した上で、と述べた。

近隣の町ではここ数週間、TNLAと軍事政権の間で激しい戦闘が繰り広げられているという。

ミャンマーの内戦が激化する中、この破壊は人道的および歴史的な犠牲をさらに深め、北部地域への鉄道網を遮断し、すでに不安定な環境における課題をさらに複雑化させている。

（画像はThe Business DAILYより）

外部リンク

Myanmar Junta Says Historic Railway Bridge ‘Bombed, Destroyed’
https://www.irrawaddy.com/

Historic Gokteik Bridge Destroyed Amid Escalating Civil Conflict
https://www.thebusinessdaily.net/

Symbol of British ambition in Asia: Myanmar’s Gokteik Bridge, once tallest in the world, toppled by war
https://indianexpress.com/