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2025-05-14 20:00

社会

ミャンマー軍の空爆で児童含む22人死亡 中部ザガイン地域で悲劇

空爆
教育施設が標的に 空爆で児童・教員ら多数犠牲
ミャンマー中部ザガイン地域の村で5月9日、国軍による空爆があり、地元の学校にいた児童や教職員を含む22人が死亡した。

複数の報道によると、空爆は授業中の学校を直撃し、女性や子どもを含む多数の民間人が巻き込まれたという。さらに数十人が負傷し、近隣の医療施設に搬送されたが、治療のための医薬品や医師の不足が深刻な課題となっている。

目撃者の証言によれば、国軍の戦闘機が村上空を旋回し、爆弾を投下した直後に学校施設が炎上したという。この攻撃で村の住民の多くが避難を余儀なくされ、現場は混乱と悲しみに包まれた。

なお、国軍は今回の空爆に関する声明を出していない。

停戦合意下でも続く空爆 地域社会は不安
今回の空爆は、2024年12月に反政府武装勢力「国民防衛隊(PDF)」との間で一部地域において停戦が成立していたにもかかわらず行われた。

ザガイン地域は反軍政勢力の活動が活発な地域として知られ、これまでも軍事衝突が頻発してきたが、教育施設が直接攻撃対象となったのは異例だ。

今回の事態を受け、地域住民は軍の作戦が民間人を無差別に巻き込んでいると非難し、不安と憤りの声が高まっているという。

人権団体も今回の空爆は明らかに戦時国際法に違反する可能性があると指摘しており、今後の国際社会の対応が注目される。

(画像はFrontier MYANMARより)


外部リンク

Myanmar junta airstrike kills 22 at school: witnesses
https://www.frontiermyanmar.net/

Myanmar airstrike on school kills at least 22; dozens injured in bombing
https://www.firstpost.com/

At least 22 dead, over 50 injured in Myanmar junta airstrike on school in Sagaing’s Depayin township
https://eng.mizzima.com/

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