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2013-06-12 16:00
その他
民族対立の平和的解決に向けて前進

シャン族との話し合いが終了
ミャンマー政府が、国内の平和への取り組みを一歩前進させた。1948年の独立以来、ミャンマーでは独立を求める少数民族の衝突が続いており、社会経済的な影響を不安視する声も大きかった。(画像はイメージです。)
シャン州軍のリーダーが、6月10日、ミャンマー政府を代表して、シャン族の代表と首都ネビドーで会談を行ったことを明らかにした。シャン族の代表は、2011年に初めてミャンマーの大統領と会見を行った。シャン族はミャンマー東部の国内最大の民族である。
個々の停戦から、今後は総体的な平和協定へ
別の少数民族グループの、カレンナショナルユニオンは、すでにテイン・セイン大統領との会談を行っている。また、北部を拠点とするカチン族は、5月末に3日にわたる政府との話し合いを行い、段階的な停戦への取り組みの方が現実的あるとの見解に達した。現状ではカチン族は、停戦のみではなく、政治的解決を望んでいるとしている。
ミャンマー政府の発表によると、個々の民族や団体との平和協定に留まらず、1-2ヶ月のうちには、総体的な平和協定が結ばれるとしている。
外部リンク
Myanmar leader talks peace with Shan ethnic rebels
http://www.foxnews.com/world/2013/06/10/
Briefing: Fresh hopes for peace in Myanmar's Kachin State
http://www.irinnews.org/report/98152/
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