2025-07-04 15:00
社会
インドネシアのインフルエンサー、ミャンマーで懲役7年の判決

反政府の武装集団と会談した容疑
インドネシア国籍のインフルエンサーであるAP(イニシャル)が、軍事政権下のミャンマーで懲役7年の刑を宣告されたと、ジャカルタのインドネシア外務省当局者が7月2日に明らかにした。APはミャンマーに不法入国し、2024年12月20日に地元当局によって禁止組織とされる武装集団と会談した容疑で逮捕されている。
APは、反テロ法、1947年移民法、および違法結社法違反の罪で起訴され、司法手続きを経て懲役7年の判決を受けたという。
なお、APは軍事政権の管轄下にある厳重警備の施設の一つであるヤンゴンのインセイン刑務所で服役中である。
自ら危険な地へ足を踏み入れるインフルエンサー
地元メディアが、投獄されているインフルエンサーのものと報じたソーシャルメディアアカウントには、戦争で荒廃したウクライナやアフガニスタンなどの紛争地帯を散策したり、バリ島やパリで豪華な滞在を楽しんだりしている男性の様子が投稿されている。2024年11月のInstagramの投稿では、ミャンマーのさまざまな場所やクーデター反対派のさまざまなグループのキャプション付き画像を共有。
APは、武器を持った者も含め、制服姿の反政府勢力とされる人々と撮った自身の写真を数枚投稿していた。
インドネシア外務省とヤンゴン駐在のインドネシア大使館は、外交文書の送付、領事館へのアクセスの許可、尋問への直接同行など、さまざまな保護措置を講じているという。
(画像はTHE STRAITS TIMESより)
外部リンク
Indonesian influencer given 7-year Myanmar prison sentence
https://www.straitstimes.com/
Indonesian Influencer Detained in Myanmar May Not Be Criminal, House Member Suggests
https://en.tempo.co/
Indonesian Celebrity Jailed in Myanmar on Terrorism Charges
https://www.kompas.id/
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