ミャンマーニュース

タイ当局は2月14日、同国国境付近のミャンマーで詐欺組織から16歳の日本人少年が救出されたことを確認した。

警察によると、少年は人身売買が横行する国境地帯で強制労働を強いられた多くの外国人と同様に人身売買の被害者だったという。

これはミャンマーの詐欺コールセンターで働かされていた別の日本人の高校生が先月救出され、日本に帰国したとタイ当局が報告した翌日のことである。

タイ入国管理局は13日、先に救出された日本人学生（性別は明らかにされていない）を、メーソートから国境を越えたミャンマーの町ミャワディの詐欺コールセンターで働くよう誘い出した疑いで、29歳の日本人男性を拘束したと発表した。

メーソートに拠点を置くタイ軍部隊の司令官は14日、こうした詐欺行為に自発的に関与した疑いで日本人4人が逮捕されたことに触れ、と述べている。

ミャンマーの詐欺グループは勢力を拡大しており、偽の求人情報で外国人を誘い込み、詐欺行為に協力させるケースが相次いでおり、日本人もこうした計画に参加していたことが判明したといえるだろう。

なお、詐欺団を運営する者の多くは中国人だと考えられている。

（画像はThe nationより）

外部リンク

Japan nationals freed from forced work for scammers in Myanmar
https://english.kyodonews.net/

Japanese teenager rescued from Myanmar scam syndicate
https://www.nationthailand.com/

Japanese Teen Rescued from Myanmar Scam Ring; He Was Trafficked and Forced to Participate in Fraud Operations
https://japannews.yomiuri.co.jp/