ミャンマーニュース

4月3日時点で、ミャンマー中部を襲ったマグニチュード7.7の地震による死者が3,000人を超えた。

負傷者は数千人規模にのぼり、多くの建物が倒壊。特に被害が大きいマンダレー周辺では、今もなお多数の行方不明者がいるとみられ、救助隊が懸命の捜索を続けている。

しかし、現地では医療体制が崩壊し、食料や水の供給も追いついていない。国際支援団体は支援物資を送ろうとしているが、インフラの損壊や政情不安により十分な物資が被災者に届いていない状況だ。

ミャンマー気象当局によると、今後数日以内に大雨が予想されており、洪水や地滑りが発生する危険性が高まっているという。

特に、地震で地盤が緩んだ地域ではさらなる建物倒壊や土砂崩れのリスクが指摘されており、救助活動にも深刻な影響を及ぼす可能性がある。

国際社会からの支援の動きもあるが、軍事政権下での受け入れ体制には課題が多く、被災者への支援が迅速に届くかは不透明だ。救助隊は悪天候が本格化する前に、できる限りの救助を行う方針を示している。

（画像はAPより）

外部リンク

Myanmar earthquake toll crosses 3,000; heat and rains fuel disease risk
https://www.reuters.com/

Myanmar earthquake death toll rises to 3,145 as more bodies found
https://apnews.com/

Myanmar earthquake kills more than 3,000 people as rain threatens rescue efforts
https://www.abc.net.au/