2025-04-17 15:00
文化
ミャンマー地震で古代王宮遺構が出現 歴史的発見に注目集まる

地震が明かしたコンバウン王朝の遺構
2025年3月28日にミャンマー中部を襲ったマグニチュード7.7の地震により、タダウ郡区でコンバウン王朝時代の王宮遺構が出現した。この遺構はマンダレー近郊の古都インワ(旧名ラトナプラ)に位置し、地震による地盤の変動で長らく埋もれていた構造物が姿を現した。
考古学者たちは、この発見がミャンマーの歴史理解に新たな視点をもたらす可能性があると期待している。
地震がもたらした歴史的遺産の発見
地震によって発生した地盤の亀裂や陥没は、他にも多くの埋もれた遺構を明らかにした。特にインワの町では、以前は知られていなかった遺跡が発見され、これらはかつて王族の儀式に使用された水上宮殿や関連施設であった可能性が指摘されている。
専門家たちによると、これらの遺構がミャンマーの文化遺産として重要であり、今後の保存と研究が急務だという。
今回の地震は甚大な被害をもたらしたが、同時に歴史的な発見の契機ともなった。今後、国際的な支援と協力のもと、これらの遺産の保護と研究が進められることが期待されている。
(画像はHERITAGE DAILYより)
外部リンク
Earthquake reveals Myanmar’s hidden monuments
https://www.heritagedaily.com/
Earthquake reveals ancient royal structure in Myanmar
https://archaeologymag.com/
Recent Earthquake in Myanmar Reveals Ancient Royal Structure
https://greekreporter.com/
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