ミャンマーニュース

ミャンマー軍政当局は9月17日、台風「ヤギ」の影響で死亡した人の数は226人に上り、77人が依然として行方不明となっていると発表した。ただし、活動家らは、全国で最大200人が行方不明になっていると見られることから、死者数はさらに増えるのではないかと懸念している。

同国情報省によると、集中豪雨により河川や小川の水位が上昇して洪水が発生し、84の郡区でインフラや農作物が被害を受けたという。また、土砂崩れも発生している。

国連によると、台風による被害は、内陸部の首都ネピドー、北部のマンダレー、西部のマグウェ、南部のバゴーなど、ミャンマー最大の川であるエーヤワディー川沿いにある9つの州と地域に及んだという。

この台風で15万8,000戸以上の家屋が浸水し、2,116戸が破壊されたため、数万人が全国438の救援キャンプを含む安全な場所に避難した。

国連の災害対応機関は、道路が封鎖され、橋が損壊し、通信回線が切断されるなど、洪水の影響を受けた人は約63万人と推定しており、救援活動に深刻な支障をきたしているという。

シャン州東部の住民は、と状況を語っており、国連もと述べている。

（画像はBBCより）

外部リンク

Floods and mudslides kill more than 200 in Myanmar
https://www.bbc.com/

Myanmar’s flood death toll rises to 226 with scores missing
https://www.rfa.org/

Typhoon Yagi Leaves Over 220 Dead, 70 Missing in War-Torn Myanmar
https://time.com/