ミャンマーニュース

国連特使のジュリー・ビショップ氏はミャンマーの首都を訪問し、同国軍事政権のトップであり、国家行政評議会議長でもあるミン・アウン・フライン上級大将と会談したと10月29日の国連会議で明らかにした。

ビショップ氏は4月に同職に任命されて以来、国連総会で初めて演説し、と述べたうえで、とつけ加えた。

またビショップ氏は、紛争に関係する人々の苦しみが前例のないレベルに達していることに言及し、戦闘で避難を余儀なくされた340万人の窮状を強調した。

ビショップ氏はミン・アウン・フライン上級大将との会談だけでなく、アウンサンスーチー氏が率いる政党や影の国民統一政府、民族武装組織などとも会談し、すべての利害関係者との関わりにおいて公平な立場を保ったという。

2021年のクーデターで権力を掌握したミャンマー軍は過去1年間、東南アジア全土の武装グループ、特に民族反乱軍の同盟との激しい戦闘に直面している。

なお、ビショップ氏がミャンマーを訪問した詳細は明らかにされていない。

（画像はELEVENより）

外部リンク

UN Envoy Says She Met With Myanmar Junta Boss
https://www.irrawaddy.com/

UN envoy says she met Myanmar army chief, calls for end to violence
https://www.reuters.com/

UN envoy says she met Myanmar’s SAC chair, calls for end to violence
https://elevenmyanmar.com/