2024-10-22 11:00
社会
在ミャンマー中国領事館で小規模な爆発攻撃が発生
死者や負傷者の報告はなし
ミャンマー第2の都市マンダレーにある中国領事館が小規模な爆発物攻撃を受けたと地元メディアが19日に報じた。この爆発による死者や負傷者は報告されていない。爆発は、広大な王宮の南に位置するマンダレー中心部の中国領事館事務所で、現地時間18日午後7時ごろに発生。
メディアによると、マンダレーの軍事政権の将校が、手榴弾が領事館の屋根に着弾したと述べたが、その他の詳細は明らかにしなかったという。
また、ヤンゴンの中国大使館もコメント要請に応じていない。
ミャンマーと中国の複雑な関係性が浮き彫りに
この攻撃について、公式の犯行声明は出されていない。中国は、2021年にアウンサンスーチー氏が率いる政府を追放して政権を握ったミャンマー軍の主要な同盟国だが、現在はその統治に異議を唱える抵抗勢力と激しく戦っている。アナリストによると、中国はミャンマー軍事政権の主要な同盟国であり武器供給国でもあるが、ミャンマー北部シャン州で軍と戦っている武装民族組織とも関係を維持しているという。
昨年末、武装民族組織が中国との国境沿いの重要な領土を奪取し、軍は北東部で大敗を喫したため守勢に追い込まれた。
中国と個別に良好な関係を維持していた武装民族組織が獲得したこれらの成果は、全国で軍の立場を弱め、中国に軍事政権の安定性に対する懸念を引き起こしたという。
(画像はThe Irrawaddyより)
外部リンク
Chinese Consulate in Mandalay Targeted
https://www.irrawaddy.com/
A small blast in Myanmar's second-biggest city damages Chinese Consulate
https://abcnews.go.com/
China consulate in Myanmar hit with explosive device
https://www.scmp.com/
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