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2024-08-17 11:30

社会

ミャンマーで有罪判決を受けたイオン子会社の日本人幹部が帰国

イオン
釈放の詳細は不明
ミャンマーで1か月以上拘束されていたイオン子会社の日本人幹部が、米の価格設定規則に違反した罪で有罪判決を受けた後に釈放され、8月14日に帰国した。

イオン子会社の「イオンオレンジ」の商品部長であった笠松洋氏は6月30日、米を法定価格より高く販売した罪で逮捕され、ミャンマー最大の都市ヤンゴンの裁判所は8月12日に懲役1年の判決を下している。

関係者によると、釈放の詳細はプライバシーと安全上の理由から非公開だという。

イオンオレンジを含む地元の小売業者は当局の固定価格に気づかず
国営のミャンマー・アリン紙は7月上旬、ミャンマー米連盟が定めた公式価格より31~70%高い米の価格設定をした疑いで、容疑者62人のほか、倉庫102か所、スーパーマーケットや大型店53軒、製粉所25か所、主要都市のその他の店舗7軒が調べられていると報じた。

ミャンマー当局が6月24日に米の固定価格を出したものの、イオンオレンジを含む地元の小売業者は当初この指示を知らなかったとイオンは説明。違反は6月26日の夕方まで続き、彼らは命令に気づき、翌27日に価格を調整した。

なお、ミャンマー経済は2021年のクーデター以来、国軍と抵抗勢力の戦闘で混乱している。軍政は高騰する物価から国民の注意をそらすため、多くのビジネスマンを拘束しているという。

(画像はARAB NEWSより)


外部リンク

Freed Japanese exec returns to Japan after conviction in Myanmar
https://english.kyodonews.net/

Myanmar releases Japanese executive convicted of selling rice above set prices
https://www.arabnews.com/

Japanese Businessman Released from Detention in Myanmar
https://www.nippon.com/

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