2024-08-23 12:00
政治
中国の王毅氏、ミャンマー担当国連特使と会談
最大の隣国としてミャンマーの安定回復を望む中国
在ミャンマー中国大使館は8月20日、中国共産党中央委員会政治局委員兼外相の王毅氏が北京でミャンマー担当国連事務総長特使ジュリー・ビショップ氏と会談したことを明らかにした。王毅氏は中国がミャンマー最大の隣国であるとし、
「中国ほどミャンマーの安定回復と発展を望んでいる国はない」(プレスリリースより)
と述べている。また、ミャンマー問題は複雑であり、国連事務総長特使は特別な役割を果たし、重い責任を負っていることに言及。
ビショップ氏がミャンマーの特殊な国情とミャンマー問題の歴史的展開を深く理解し、客観的で公正な立場を堅持し、各方面の関係をバランスよく処理し、ミャンマー人民の長期的な利益を念頭に置き、ミャンマー側が相違点を埋める有効な方法を見つけるのに協力することなどへの期待を強調した。
ミャンマー問題に意欲を示すビショップ氏
ビショップ氏は、任期の初めに自分を受け入れてくれた中国側に感謝。また、ミャンマー問題が複雑で困難であることに理解を示し、ミャンマーの重要な隣国であり、国連安全保障理事会の常任理事国として、中国が特別な影響力を持っていることに言及。さらに、ミャンマー問題を適切に処理し、紛争を早期に終結させ、人道状況を緩和し、ミャンマー国民が主導する永続的な平和と繁栄を実現するために、中国とASEANとの緊密なコミュニケーションを維持し、協力を強化する意欲を表明した。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
在ミャンマー中国大使館
http://mm.china-embassy.gov.cn/eng/
在ミャンマー中国大使館のプレスリリース
http://mm.china-embassy.gov.cn/eng/
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