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2024-05-31 17:30

社会

ミャンマー軍による民間人の殺害が5,160人に:AAPP

AAPP
身元不明の死亡者が約1,800人
ビルマの元政治囚によって設立された人権団体の政治犯支援協会(AAPP)は5月29日、2021年2月1日のクーデター以降、ミャンマー軍事政権と親軍政グループによって殺害された活動家を含む民間人が5,160人に達したことを明らかにした。

また、死者総数に加えて身元不明の死亡者が約1,800人いるといい、実際の死者はさらに多くなるという。

AAPPが収集したデータによると、2024年1月1日から5月29日までの間に、バゴー地方域で女性24人と男性47人、計71人が軍事政権によって殺害されたという。

71人の死者のうち36人が軍事政権の砲撃によって殺害され、死者数としては最多を記録した。その中には18歳未満の子どもが13人、60歳以上の人が14人含まれている。

死刑判決を受けた人は計167人
クーデター以降、軍事政権は権力の掌握に関連して計2万6,773人を逮捕し、現在2万523人が拘留されている。そのうち9,077人が刑に服しており、すでに6,250人が釈放されたという。

5月29日現在、クーデター後の死刑囚は計124人いる。119人が欠席裁判で判決を受け、そのうち43人が死刑判決を受けた。これにより、死刑判決を受けた人は計167人になるという。

これらはAAPPが確認した数字であり、実際の数字はおそらくもっと多くなる可能性が高い。

(画像はAAPPのデイリーブリーフィングより)


外部リンク

AAPP
https://aappb.org/

AAPPのデイリーブリーフィング
https://aappb.org/

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