2024-05-06 17:00
社会
ミャンマーは依然としてジャーナリストにとって危険な国:RSF
ミャンマーは180カ国中171位
言論の自由の擁護を目的としたジャーナリストによる非政府組織である国境なき記者団(RSF)は5月3日の世界報道自由デーに、「2024年世界報道自由度ランキング(2024 World Press Freedom Index)」を発表。ミャンマーは依然としてジャーナリストにとって、拷問、投獄、殺害の重大なリスクを伴う危険な国だという。RSFが発表した世界報道自由度ランキングで、ミャンマーは180カ国中171位にランクされた。
同ランキングによると、ジャーナリズムの実践にとって世界で2番目に困難な地域であるアジア太平洋地域には、メディア関係者にとって世界で最も危険な10カ国の内の5カ国が含まれているといい、ミャンマーもその1つだという。
ミャンマーの他に、中国(172位)、北朝鮮(177位)、ベトナム(174位) 、アフガニスタン(178位)の4カ国が入っている。
世界的に政治指標が下落
世界報道自由度ランキングは、RSFが毎年1回発表する指数である。今回の調査では、ランキングの作成に使用された5つの指標の中で最も下落したのが政治指標であり、世界平均で7.6ポイントの下落を記録したという。
つまり、多くの政府や政治当局がジャーナリズムにとって最良の環境を保証し、信頼でき、独立した、多様なニュースや情報に対する国民の権利を保証する役割を果たしていないということだ。
なお、世界報道自由度ランキングでトップとなったのはノルウェーで、最下位だったのはアフリカ大陸北東部に位置するエリトリアであった。日本は70位で、G7の中では最下位である。
(画像はRSFより)
外部リンク
RSF
https://rsf.org/en
RSFの2024年世界報道自由度ランキング
https://rsf.org/en
2024 World Press Freedom Index – journalism under political pressure
https://rsf.org/en
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