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2023-11-18 11:00

政治

英国と同盟国、ガンビア対ミャンマーのICJ訴訟に介入

ICJ訴訟
ジェノサイド条約の解釈を定めるため
英国政府と同盟5国は11月15日、ガンビアがミャンマーに対して起こした訴訟へ介入する共同宣言を国際司法裁判所(ICJ)へ提出した。

同盟国は、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、オランダの5国である。

英国と同盟国はジェノサイド条約の関連規定の解釈を定めるため、裁判所法第63条第2項に基づき本件に介入する権利を行使。

また、説明責任と国際法秩序へのコミットメントをさらに再確認し、国連の主要司法機関としての紛争の平和的解決における裁判所の重要な役割を強調するという。

ロヒンギャ迫害に関する提訴
ガンビアは2019年、57ヵ国のイスラム協力機構(Organisation of Islamic Cooperation)を代表して、イスラム系少数民族ロヒンギャへの迫害に関する問題でICJへ提訴した。

ガンビアはミャンマー治安部隊がロヒンギャに対して広範かつ組織的な「掃討作戦」を行っていると明言。

これらの作戦中に行われた大量虐殺行為は、レイプやその他の形態の性暴力、村の組織的な火災による破壊など、あらゆる大量殺戮を用いて集団としてのロヒンギャを全体的または部分的に破壊することを目的としたものであったと主張している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

英国政府
https://www.gov.uk/

英国政府のプレスリリース
https://www.gov.uk/news/

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