2024-01-06 11:00
社会
ミャンマー軍事政権、独立記念日の恩赦で9,000人以上の囚人を釈放

人道的見地から外国人の囚人を釈放
ミャンマー軍事政権は1月4日、独立記念日の恩赦で外国人114人を含む9,652人の囚人を釈放することを明らかにした。軍事政権は国営メディアでの短い発表で、
「他国との関係を維持し、人道的見地から、外国人捕虜114人が恩赦される」(REUTERSより)
と述べた上で、「彼らは国外追放されるだろう」(REUTERSより)
と述べている。同国の最大商業首都ヤンゴンでは、囚人の釈放を待つ人々がインセイン刑務所の外に集まったという。
ただし、釈放が予定されている人々の身元は明らかにされておらず、アウンサンスーチー氏を含む政治犯が釈放される兆しはない。
大幅に縮小された祝賀式典
ミャンマーの独立記念日は通常、ゲーム、行進、公共の公園やスペースでの集会で有名だ。しかし今年は首都ネピドーでの行事は大幅に縮小され、通常の祝賀会の華やかな雰囲気はなく、昨年市内を行進した軍隊、ミサイル発射装置、装甲車のパレードとは程遠いものであった。
また、国軍最高司令官のミン・アウン・フライン上級大将は式典に出席していない。
ミャンマー北部では、反政府勢力である武装グループが軍事拠点や国境警備所などを占拠。中国との貿易も阻止する可能性があり、国軍は危機に直面している。
(画像はALJAZEERAより)
外部リンク
Myanmar junta to free 9,652 prisoners on humanitarian grounds - state media
https://www.reuters.com/
Myanmar junta to release more than 9,000 prisoners in Independence Day amnesty
https://www.france24.com/
Myanmar military government pardons more than 9,000 prisoners
https://www.aljazeera.com/
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