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2023-09-06 14:00

社会

ドローン攻撃でミャンマー政権当局者5人死亡

ドローン攻撃
政権にとって致命的な攻撃か
ミャンマーのカレン州南東部ミャワディ郡区で9月3日、地区管理局の事務所を狙ったドローン攻撃が2回あり、軍事政権の当局者5人が死亡した。

報告された死者のうち3人は軍事政権が任命した行政職員で、軍幹部と交通警察官も命を落としている。この攻撃によるもう1つの重大な副次的影響は、11人の警察官の負傷だ。負傷した警察官のうち、警視が矢面に立たされたという情報もある。

関係者によると、最初のドローン攻撃では管理棟の屋根が破壊され、2回目の攻撃では被害状況を視察していた軍事政権の警察と軍関係者に死傷者が出たという。

2021年2月の軍事クーデター以来、武装抵抗勢力による治安当局や行政の高官を狙った攻撃は起きているが、今回は政権にとって致命的な結果をもたらした。

なお、コブラ・コラム(Cobra Column)として知られる抵抗組織と提携するドローン部隊のフェデラル・ウィングス(Federal Wings)は、軍事政権軍と警察に対する今回の攻撃への関与を認めている。

緊張が高まるミャワディ郡区
ミャワディ郡区では基地の占領の後、緊張が高まっている。かつて軍事政権の管理下にあったこの基地は、7月21日にカレン民族解放軍(KNLA)、コブラ・コラム、フェデラル・ウィングスからなる連合軍によって接収された。

その後、失われた基地の支配権を再び取り戻すため、軍事政権の第44歩兵師団は追加部隊によって強化されたが、重大な損失を被っている。

反対勢力によるドローン攻撃は単独の出来事ではなく、フェデラル・ウィングスがカレン州とカヤー州およびザガイン地域に焦点を当てて実施している一連の攻撃の一部だという。

(画像はNagaland Postより)


外部リンク

Drone Strike in Myanmar’s Myawaddy Results in Key Regime Casualties
https://bnn.network/

Myawaddy Drone Strike Kills Five Myanmar Regime Officials
https://www.irrawaddy.com/

A drone attack on Myanmar border police kills5; a resistance group claims responsibility
https://nagalandpost.com/
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