ミャンマーニュース

負傷した少年1人は重体

犠牲者を支援した社会福祉団体によると、ヤンゴン・ネピドー高速道路沿いのバゴー地方域ピュー郡区で7月25日、地雷が爆発して子ども4人が死亡し、1人が重傷を負ったという。

爆発は複数の子どもがピュー郡区の公共休憩所付近の野原で遊んでいた午後4時ごろに起き、破片が5歳から12歳の少年少女を直撃した。

地雷の爆発を受けた5人のうち少年2人が即死し、少年1人と少女1人は搬送先の病院で同日夜に死亡したという。

また、生き残った少年はピュー郡区の病院からネピドーに搬送された後も重体となっている。

50代の男性1人も負傷したが、家の中にいたため軽症で済んだという。

地雷設置グループは不明

バゴー地域は主に、民族政治組織であるカレン国民連合の武装部門であるカレン民族解放軍（KNLA）や、国軍に対抗して民主派が樹立した国民統一政府（NUG）の武装部門である人民防衛軍（PDF）など、さまざまな反軍事政権抵抗勢力の支配下にある。

一方、国軍は今年初めからバゴー地方域などの抵抗勢力の拠点を制圧する作戦を強化しており、その一環としてヤンゴンとマンダレー間の道路沿いの警備を強化しているという。

なお、地雷の設置について犯行声明を出した組織はない。

（画像はMyanmar NOWより）

外部リンク

Landmine kills 4 children in Myanmar’s Bago region
https://www.rfa.org/

Blast kills four children, severely injures one in Bago Region
https://myanmar-now.org/

Tragic Landmine Incident in Myanmar Claims Lives of Four Children
https://bnn.network/