ミャンマーニュース

複数のメディアによると、ミャンマー軍事政権がクーデターで権力を掌握された民主派のリーダーであるアウンサンスーチー氏を刑務所から首都ネピドーでの自宅軟禁に移行する計画を立てているという。

監視団はこれを、増大する国際的圧力を和らげようとする軍事政権の最新の試みであると見なしている。

また、治安当局はこの動きを翌週の宗教儀式に関連した囚人への寛大な措置の一環であると明かした。

スーチー氏は2021年2月のクーデター初日に自宅軟禁となり、2022年6月からはネピドーの刑務所の独房に収監されている。

この計画については公式に確認されていないが、軍事政権に友好的な報道機関で働くジャーナリストらも同じ情報を得ているという。

スーチー氏率いる国民民主連盟（NLD）中央委員会の元メンバーであるサンダー・ミン氏は、と述べた上で、とつけ加えている。

一方、スーチー氏の弁護士はこの計画を確認できていないという。

なお、スーチー氏は様々な容疑で有罪判決を受け、計33年の懲役刑を言い渡されている。

（画像はThe Irrawaddyより）

外部リンク

Myanmar’s military plans to move Suu Kyi to house arrest, according to unofficial reports
https://apnews.com/

Myanmar military may move Suu Kyi to house arrest, media report
https://www.reuters.com/

Myanmar Junta ‘Set to Move Daw Aung San Suu Kyi From Prison to House Arrest’
https://www.irrawaddy.com/