ミャンマーニュース

ミャンマー軍事政権は、東ティモール政府がミャンマー軍事政権に対抗して樹立された影の政権である国民統一政府（National Unity Government：NUG）と会合を行ったことへの報復として、東ティモールのトップ外交官に対して国外退去を命じた。

報道によると、東ティモールのジョゼ・ラモス＝ホルタ大統領は7月、同国の首都であるディリでNUGの外務大臣であるジン・マル・アウン氏と会談したという。

8月25日、ミャンマー軍事政権の外務省は東ティモールの「無責任な行動」を非難し、ヤンゴンの同国の臨時代理大使に「遅くとも2023年9月1日までに退去する」よう命じた。

同外務省はFacebookへの投稿でと述べている。

なお、ミャンマー軍事政権はクーデター以降、民主派で構成されるNUGをテロ組織に認定している。

一方、東ティモール政府は26日夜、ミャンマー軍事政権が東ティモールのトップ外交官に国外退去を命じたと、ミャンマーの異例の行動を非難する声明を出した。

東ティモールは声明で、としている。

東ティモールの政治家らはミャンマー軍事政権を率直に批判しており、反政府派への支持を示しているという。

（画像はMyanmar NOWより）

外部リンク

Myanmar expels top East Timor diplomat
https://myanmar-now.org/

East Timor condemns Myanmar’s expulsion of top diplomat
https://www.thaipbsworld.com/

Myanmar expels East Timor's diplomat in retaliation for supporting opposition forces
https://abcnews.go.com/