ミャンマーニュース

ミャンマーの軍事政権は5月3日、仏陀生誕を記念する祭りである「カソン満月（Kasone Full Moon Day）」 を記念して、2,153人の囚人に恩赦を与えた。

ミャンマー国軍は今回の恩赦に関して、と述べている。

また、国軍最高司令官のミン・アウン・フライン上級大将が38人の囚人の死刑判決を終身刑に減刑したという情報もあるが、詳細は明らかにされていない。政治囚支援協会によると、2日時点で死刑囚は112人いたという。

ミャンマーでは国を混乱に陥れた2021年2月の軍事クーデター以来、国軍は何千人もの抗議者や活動家を逮捕してきた。

2021年12月に反クーデターの抗議活動を取材中にヤンゴンで逮捕されたフリーランスのフォトジャーナリストであるZaw Tun氏は3日に釈放され、と複雑な心境を語っている。

国軍は混雑した刑務所から定期的に囚人を釈放しており、先月には98人の外国人を含む3,000人以上の囚人を釈放したという。

しかし、最も著名な政治家であるアウンサンスーチー氏は、依然として囚われの身である。

（画像はFRANCE24より）

外部リンク

Political prisoners among 2,000 pardoned by Myanmar junta
https://www.reuters.com/

Myanmar junta pardons more than 2,000 prisoners to mark full moon
https://www.france24.com/

Myanmar’s military rulers release more than 2,100 political prisoners
https://www.theguardian.com/