ミャンマーニュース

ミャンマー国軍は4月11日、軍の支配に反対する人々がザガイン地域のカンバル郡区の村で開催した式典を空爆し、多くの子どもを含む約100人の民間人が死亡したという。

空爆後の第一報では死者数は53人であったが、後に報告された集計により約100人に増加している。

軍事クーデター後に権力を掌握された民主派勢力が樹立した国民統一政府（NUG）の労働省は声明で、と述べ、「戦争犯罪に当たる凶悪な行為」と表現した。

なお、ミャンマー空軍は複数の爆弾を投下している。

軍事政権のスポークスマンであるゾー・ミン・トゥン少将は国営テレビで空爆を認めたが、とつけ加え、人々が死亡したのは人民防衛軍によって隠ぺいされた弾薬が二次爆発したためだとの見解を示した。

ミャンマーでは2021年に起きたクーデター以降、国軍による民間人への攻撃が続いている。経済は崩壊し、食料、燃料、その他の基本的な物資が不足し、状況は悪化するばかりだ。

（画像はnprより）

外部リンク

Myanmar airstrike on civilians sparks global outcry as witnesses describe attack
https://www.theguardian.com/

Around 100 people killed after Myanmar junta attack on village, shadow government says
https://edition.cnn.com/

As many as 100 people were killed after military airstrikes hit a village in Myanmar
https://www.npr.org/