ミャンマーニュース

タイ当局は6月6日、隣国ミャンマーに電力を輸出しているタイの国営企業が、大規模な組織犯罪活動を行っているとされる悪名高いカジノ施設がある隣国ミャンマーの町への電力を遮断したことを明らかにした。

電力が遮断されたのは国境近くのカレン州のシュエコッコ（Shwe Kokko）とレイケーコー（Lay Kay Kaw）という町で、どちらの町も中国人投資家が開発したギャンブルと娯楽の複合施設があり、他国の人々がだまされて仕事を奪われ、事実上の監禁状態に置かれ、コールセンターでインターネット詐欺を強いられているという。

ミャンマー国境地域では中央政府が権限を十分に行使できないため、不法行為、特に麻薬密売が蔓延している。

カレン族などの多くのグループは政治的自治を求める武装グループを擁しているが、一部の派閥は政府と戦う代わりに犯罪組織と同盟を結んでいる。しかし、政府は民兵組織を味方につけるための手段として、それを容認しているという。

ミャンマー軍事政権はこの問題に関する立場を公式に説明していないが、国営紙であるグローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーは、駐ミャンマー中国大使のチェン・ハイ（Chen Hai）氏が5月31日にミャンマー内務大臣のソー・トゥット（Soe Htut）中将および警察高官らと面会し、ミャンマーでのオンライン詐欺やと博を含む地域問題について協議したという。

タイの内務大臣アヌポン・パオチンダ（Anupong Paochinda）氏はバンコクで記者団に対し、と述べた上で、とつけ加えている。

（画像はKhaosod Englishより）

外部リンク

Thailand cuts power to Chinese-backed casino complex in Myanmar
https://www.newagebd.net/

THAILAND CUTS POWER TO MYANMAR BORDER TOWNS’ NOTORIOUS CASINOS, BUT THEY KEEP OPERATING
https://www.khaosodenglish.com/

Thailand Cuts Power to 2 Myanmar Border Towns
https://www.chiangraitimes.com/