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2023-02-07 09:00

政治

ASEAN外相会議、ミャンマー軍事政権に合意済みの和平計画の実施を要請

ASEAN
コンセンサス実施の共通のアプローチを再確認
東南アジア諸国連合(ASEAN)は、インドネシアで開催されたASEAN外相会議で2年前に合意された5項目の和平計画を実施するようミャンマーの軍事政権に要請した。

議長国であるインドネシアのレトノ・マルスディ外相はASEAN外相会議後の記者会見で、
「ミャンマーの問題に関して、ASEANの外相は5項目のコンセンサスの実施における共通のアプローチを再確認した」(ANTARAより)
と述べている。

ASEANは、ミャンマーの軍事政権や同国の民主主義のアイコンであるアウンサンスーチーを含むミャンマーのすべての利害関係者と関わり、政治的解決策を模索することを望んでいるという。

しかし軍事政権はこれまでのところ、ASEANの特使のアクセスを拒否し、関係者との会合を妨げている。

メディア報道を一蹴し、ASEANの共通認識を強調
いくつかのメディアは、加盟国が異なる見解を持っているため、ASEANはミャンマー問題に関して共通の見解を持っていないと主張。

たとえば、タイは昨年12月に非公式のフォーラムを通じてミャンマーと関与することを選択したが、そのフォーラムはASEAN加盟国の半数によってボイコットされた。

しかしマルスディ外相は、ASEANはミャンマーの状況に対処するための共通のアプローチと態度を持っていることを強調している。

ミャンマー代表は欠席
ミャンマー軍事政権は依然としてASEANのメンバーであるが、軍事政権とミャンマーの反クーデター運動との間で和平を達成することを目的とする計画を実行できなかったことを理由に、軍事政権がトップレベルのサミットに参加することを禁じた。

そのため任命されたばかりのThan Swe外相は、インドネシアで開催されたASEAN会議に出席していない。ASEANは軍事政権メンバーの招待を拒否し、「非政治的代表者」のみを要求した。しかし、軍事政権はこの申し出を拒否している。

(画像はmizzimaより)


外部リンク

Indonesia emphasizes ASEAN unity in resolving Myanmar crisis
https://en.antaranews.com/

ASEAN in talks with junta, factions over solutions to Myanmar crisis
https://english.kyodonews.net/

ASEAN ministers urge Myanmar junta to implement agreed peace plan
https://www.mizzima.com/

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