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2022-11-17 09:00

社会

100人以上のロヒンギャ難民を乗せたボートを発見:インドネシア海岸

ロヒンギャ難民
1ヶ月以上海上を漂流
インドネシア当局によると、女性と子どもを含む100人以上のロヒンギャ難民を乗せたボートが11月15日、インドネシア最北端のアチェ州の海岸で発見され、海岸沿いの村に上陸したという。

インドネシアの村に漂着したロヒンギャ難民は、男性65人、女性27人、幼児を含む子ども19人、計111人だ。彼らは衰弱し、飢えていたが、村にあるモスクに移送された。

彼らは健康チェックを終え、国連難民機関(UNHCR)が外務省や活動家などと連絡を取り、ロヒンギャ難民を支援しているという。

なお、ロヒンギャ難民は1ヶ月以上海上を漂流しており、最終目的地はマレーシアだった。

絶えない難民輸送
迫害されている少数派のイスラム教徒であるロヒンギャは、海が穏やかな11月から4月にかけて、何年もの間、マレーシア、タイ、インドネシアなどの国に漂着している。ここ数年で数百人がアチェに到着し、その多くは何ヶ月も海上にいた。

仏教徒が多数を占めるミャンマーでは、2017年8月に反政府勢力による攻撃を受けて同国国軍が作戦を開始して以来、約74万人のロヒンギャが隣国のバングラデシュ南東部にあるコックスバザールとその周辺の難民キャンプに逃れ、そこで暮らしている。

しかし、何百人もの難民がミャンマーやバングラデシュの混雑した難民キャンプから離れて仕事を見つけることを望み、タイやマレーシアに輸送してもらうために密輸業者にお金を払っているのが現状だ。

(画像はRadio Free Asiaより)


外部リンク

Boat carrying more than 100 Rohingya refugees lands in Indonesia's Aceh
https://www.reuters.com/

Boat with more than 100 Rohingya lands in Indonesia’s Aceh province
https://www.rfa.org/

More than 100 Rohingya refugees found on Indonesian beach after spending over a month at sea
https://news.sky.com/

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