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2023-01-06 09:30

政治

ミャンマー軍事政権、独立記念日に7,000人以上の囚人に恩赦

恩赦
スーチー氏は恩赦の対象外
ミャンマー軍事政権は英国植民地支配の終結から75周年となる独立記念日の1月4日、7,012人の受刑者を釈放した。

ミャンマーの国営メディアであるMRTVによると、殺人やレイプで有罪判決を受けた人、または爆発物、違法な結社、武器、麻薬、自然災害管理、汚職に関連する容疑で投獄された人は、今回の恩赦に含まれないという。

政治的被拘禁者が釈放されるかどうかは明らかでなかったが、軍事クーデターにより権力を掌握されたアウンサンスーチー氏とスーチー政権で大統領を務めたウィンミン氏は恩赦の対象にはならなかった。

なお、反対意見を封じ込めるために逮捕のターゲットとされていたジャーナリストも、少数だが釈放されている。

自由に行動できる「真の独立」はまだ
ミャンマー軍事政権は同日、厳重なセキュリティの下で独立を記念する式典を開催。ヤンゴンでは市の中心部にあるパゴダや広場、公園などで、お祭りの市場や見本市が開催されたという。

一方、軍事政権を受け入れない一部の住民は祝祭をボイコットすることを選択。軍の支配下では独立を獲得したとはいえず、意味がないという。

報復を恐れて匿名を条件とした市民は、
「市民が自由に行動し、我が国で完全な民主主義を享受できる日のみ、独立の日とみなして受け入れる。しかし今のところ、本で学んだ独立記念日の歴史について、非常にぼんやりとした記憶しかない。 私にとって、それはただの別の日だ」(Radio Free Asiaより)
と述べている。

(画像はRadio Free Asiaより)


外部リンク

Myanmar’s junta pardons more than 7,000 prisoners
https://www.rfa.org/

Myanmar junta marks Independence Day with show of force and mass pardons
https://www.japantimes.co.jp/

Myanmar military government to pardon 7,012 prisoners on independence day, touts election plan
https://www.abc.net.au/

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