ミャンマーニュース

タイとの国境にあるタイ・ミャンマー友好橋のミャンマー側で4月23日の夜遅く、車に設置された爆弾が爆発したという。

爆発があったのはタイのターク県メーソート郡との国境であるミャンマー南東部のカイン州ミャワディの国境検問所近くで、爆弾は検問所のゲートの前に残された車に置かれたと考えられている。

また、爆発直後に停電となり、約30発の銃声が聞こえたという。

この爆発により、ミャワディ側の橋の近くにある4階建ての建物が全焼し、その地域のいくつかの建物と車が被害を受けた。一方、この爆発による死傷者の報告はない。

報告によると、現場にあるグループが現れてミャンマー当局と衝突し、同グループが南に撤退するまで15分間衝突が続いたという。

状況を管理し証拠を収集するため、24日にミャンマーの兵士のチームが配備された。

一方、タイ側は23日の夜、直ちに治安を確保するために国境沿いのパトロールを強化している。

タイ側は爆発前に国境を越えたミャンマー人を発見。拘束されたミャンマー人は男性24人と女性25人の計49人で、彼らは仕事を求めて国境を不法に越え、雇用エージェントを待っていたという。

なお、爆弾はミャンマーの反政府勢力によって設置されたと考えられている。

（画像はBangkok Heraldより）

外部リンク

Mae Sot on high alert after car bomb rocks Myawaddy border
https://www.nationthailand.com/

Friendship Bridge bomb heightens fear
https://www.bangkokpost.com/

Border Patrol on High Alert After Thai-Myanmar Friendship Bridge Bombing
https://bangkokherald.com/