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2022-06-27 19:00

社会

ユニセフ・ミャンマー、手榴弾の爆発で死亡の少年に関する声明を発表

ユニセフ
ジャングルで手榴弾を発見
ユニセフ・ミャンマー(UNICEF Myanmar)は6月24日、同国マグウェ地方域で手榴弾の爆発により7歳の少年2人が死亡した悲劇に関して声明を発表した。

ユニセフによると、爆発が起きたのは6月19日で、2人の少年がジャングルで遊んでいるとき、まだ爆発していない手榴弾を見つけて遊んでいたという。

ユニセフは紛争時に地雷や不発兵器(UXO)の被害に最も脆弱であるのは子どもだとし、体が小さいために爆風の影響をもろに受け、死亡または重症を負う可能性が高いと指摘。

被害者への支援のために、現地へのアクセスを容易にするようすべての当事者に呼びかけた。

地雷とUXOの死傷者の3分の1以上が子ども
ユニセフによると、2021年2月の軍事クーデター以降、少なくとも115人の子どもが地雷とUXOによって死亡または負傷したという。この人数には、2022年1月から4月に発生した47人の死傷者が含まれている。

ミャンマーでは、地雷とUXOによる死傷者の3分の1以上が子どもだという。

2022年1月から5月の間に、ユニセフとパートナーはミャンマー全土で2万人の子どもたちに爆発物のリスク教育を行っているが、地雷とUXOが多くのミャンマーの子どもたちを死亡あるいは負傷させ続けている。

一日も早く地雷の敷設を停止し、ユニセフによりUXOが取り除かれることを望むばかりだ。

(画像はユニセフ・ミャンマーより)


外部リンク

ユニセフ・グローバル
https://www.unicef.org/

ユニセフ・ミャンマー
https://www.unicef.org/myanmar/

ユニセフ・ミャンマーの声明
https://www.unicef.org/myanmar/press/

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