2019-11-20 00:00
経済
双日、ミャンマーで5G実現に向けた通信インフラ事業に参画

無電化・弱電化地域へインターネット接続環境を提供
双日株式会社は、マレーシアの通信タワー事業会社最大手edotco Group Sdn Bhd(以下、edotcoグループ)のミャンマー法人であるedotco Myanmar Limited(以下、edotco Myanmar)に出資参画したことを発表した。edotco Myanmarは、ミャンマーの大手携帯電話事業会社4社と通信タワーの長期リース契約や電力供給を含めたサービス契約を締結し、既に約2,000塔の通信タワーを管理運営しており、ミャンマー市場シェア1位を目指している。
ミャンマーにおいては、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、データ通信量は増加の一途をたどっており、さらに、5G 周波数帯は4G 以上に多数の基地局が必要となることから、通信タワーの需要は今後飛躍的に増加することが期待される。
そこで、双日は、ミャンマーでの通信インフラ事業への参画を通じて、ミャンマーの無電化・弱電化地域へ安定したインターネット接続環境を提供するなど、地域社会の生活環境改善に貢献する。
アジアで約20,000塔の通信タワーを自社保有
edotcoグループは、2012年に設立されたアジア初の主要な地域統合通信インフラストラクチャサービス企業である。携帯電話用通信塔建設事業、通信塔向け電源供給事業、街灯基地局化事業、屋内通信インフラシェアリング事業などを手がけており、マレーシア・バングラデシュ・カンボジア・スリランカ・ミャンマー・パキスタン・ラオス・フィリピンというアジア8ヶ国において、約20,000塔の通信タワーを自社保有している。
今回の双日の出資によって、edotco Myanmarが持つ事業運営能力と、双日が有する海外での案件開発機能を組み合わせ、通信インフラ事業の多国展開や、分散型発電、スマートシティーなどの通信タワーを核とした周辺事業にも取り組んでいくこととなる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
双日株式会社
https://www.sojitz.com/jp/news/2019/11/20191115-02.php
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