2019-11-16 14:00
経済
住友商事グループのSCSK、ミャンマーに現地法人設立

急成長が進むミャンマーのモバイル関連事業
住友商事株式会社(以下「住友商事」)の情報システム部門から独立したシステムインテグレーターのSCSK株式会社(以下「SCSK」)は11月13日、ミャンマー最大都市のヤンゴンに現地法人を設立することを発表した。SCSKによると、現地法人設立の目的は、アジア太平洋地域でのIT事業の拡大とDX(デジタルトランスフォーメーション)分野の事業化だという。
ミャンマーでは急速に携帯電話が普及し、スマートフォンを活用した新ビジネスが始まっているため、SCSKが長年提供しているITサービスだけでなく、フィンテックやモビリティサービスなどのモバイル関連ビジネスの発展が見込まれる。
SCSKは今後、ミャンマーで60年以上の歴史を持つ住友商事グループの企業基盤と協力しながら、ミャンマーだけでなく、アジア太平洋地域でのグローバルITサービス事業を加速していくという。
東南アジアでの存在向上を狙う
国内で各種ITサービスを提供するSCSKは、これまで、アメリカ・イギリス・中国・シンガポールの4極・6拠点を中心に、親会社である住友商事やグループ企業、日系の製造業者向け海外拠点などの強化やIT構築支援などのグローバルビジネスを展開してきた。今後は、IT化が急速に進むアジア太平洋地域の新興国で事業を拡大して、東南アジアでの存在を向上させていくという。
なお、SCSKはミャンマーと同時に、インドネシアにも現地法人を設立している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
SCSK株式会社
http://www.scsk.jp/
SCSK株式会社のプレスリリース
http://www.scsk.jp/news/
住友商事株式会社
https://www.sumitomocorp.com/
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