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2019-11-06 02:30

文化

シャンティ、仏教国であるミャンマーの「水のお布施」を紹介

「水のお布施」
「水のお布施」、水の入った素焼きの壺が至る所に
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー事務所インターンである川村氏が、仏教国であるミャンマーの「水のお布施」について、11月2日のシャンティブログで紹介した。

誰にでも水を施すことは仏教の功徳の一つだと考えられており、仏教国のミャンマーでは「水のお布施」として、水の入った素焼きの壺が道端、学校、木陰など至るところに置かれる。

ペットボトル入りの飲料水が普及する中、壺の水は庶民にとってのどを潤す大切なもので、暑い季節が続く国ならではの風習でもある。

学校では学ばない、「水のお布施」の10のメリット
「水のお布施」には、活発さ・名声・清潔・飢えがない状態・喜び・長寿・美・強さ・教養・金銭的な豊かさといった学校では学ばない10のメリットがあると考えられており、口承により語り継がれてきた。

1度壺を置くだけでは、これらのメリットは得られず、水がなくなってしまったら汲み入れたり、定期的なケアが必要だ。川村氏は、ミャンマー人がお寺に寄付をする感覚で壺を設置していることから、敬虔な仏教国を象徴するものだとしている。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=35893

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