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2019-11-06 06:00

経済

ヘンリー・ヴァン・ティオ副大統領、エーヤワディ総合食品産業団地を視察

エーヤワディ
水産物の需要が急増
ヘンリー・ヴァン・ティオ副大統領は、11月1日、農民の権利保護と利益促進委員会の委員長として、農業・畜産・灌漑省のアウン・トウ大臣とTun Naing副大臣、Win Tint事務局長を伴い、エーヤワディ総合食品産業団地を視察した。

最初に、ミャンマー水産業連盟のHtay Myint会長が水産物加工と研究分析について説明した。

その後、プロジェクトの会議で副大統領は、多目的プロジェクトの発展、輸出の準備、国際機関との調整、進行中のプロセスと将来の計画について説明し、この視察ツアーは、政府が提供する支援を調整するものであると述べた。

副大統領の説明によると、ミャンマーは、農業と畜産に依存している国であるため、農業と漁業が国の主要な経済の推進力である。農産物は、一部の市場で制限される対象となったが、ミャンマーの水産物は需要が急増している。

そして、官民協力によって国の水産業界の課題に対処できる。ミャンマーは、4つの大きな川があり、淡水漁業資源所有国として世界で14位にランクされた。また、ミャンマーには3,282キロメートルの長い沿岸地域があり、海岸線の水質レベルは世界で10位となっている。

一方、ベトナムにはメコン川しかなく、その土地面積は、ミャンマーと比較して48%である。しかし、漁業部門からの収益は年間で約88億ドルを計上しており、毎年7億ドル増加して、ミャンマーの12倍となっている。

近代的な技術により収益増加を目指す
ミャンマーは豊富な漁業資源を保有しているが、魚やエビの漁獲や付加価値製品の生産に関して、他の国々よりも近代的な技術などで欠陥がある。より多くの水産物を生産するために、州や地域に適切な地帯を設定し、国営企業と民間企業がマスタープランを実施する必要がある。

エーヤワディ総合食品産業団地は、ミャンマーの水産物が国際市場に普及するための最初のプロジェクトになることが期待されている。また、政府は支援を提供することを約束し、民間部門に対し、国の利益と民間部門の利益に貢献することを求めた。

その後、Tun Naing副大臣が、エーヤワディ地域への電力供給と、多目的プロジェクト用の十分な配電について説明すると、副大統領は、プロジェクトに関する調整を保証するためのコメントと提案を行った。

次に、彼らは、魚介類の給餌、飼育、加工、冷凍、冷蔵を検査した。

東南アジア最大の家畜プロジェクトへ
エーヤワディ総合食品産業団地は、輸出収入、収益、雇用機会を増やすために、国の漁業を促進することを目的としている。

多目的プロジェクトは、900エーカーの土地に設立され、現在2,00人以上の労働者を雇用している。今後5年間で6,000人以上を雇用し、生産額30億ドルの東南アジア最大の家畜プロジェクトになることを目標としている。

このプロジェクトは、魚の幼生の繁殖、加工、冷凍、冷蔵貯蔵、魚の病気の研究、水質とエサの品質、魚種、食物検査用実験室、スタッフの住居、道路とセキュリティシステム、フェンスの建設、販売センター、社会福祉プログラム、従業員家族向けの教育と医療、地元住民向け家畜の知識の普及などが含まれている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省 プレスリリース
https://www.moi.gov.mm/2/11/2019/id-19608

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