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2019-10-22 19:00

経済

ARISE Plusミャンマーイニシアチブで、EUが800万ユーロを提供

ASEAN
ASEANと世界市場で持続的に発展
商業省は、欧州連合(EU)と資金調達契約に署名し、ARISE Plusミャンマーイニシアチブとして知られる、個別の実装を通した4ヶ年プロジェクトで、最大800万ユーロの支援を受けることとなった。

これに関して、10月18日に、ネピドーにあるパークロイヤルホテルにおいて、ARISE Plusミャンマー貿易関連支援プロジェクトが、公式に発表された。

商業省のタン・ミン大臣は、開会式において、ミャンマーは、高品質の完成品を生産することによって、ASEANやEU、そして国際的な市場において、徐々に自分たちの居場所を切り拓いていくという信念を表明した。

次に、EU大使のKristian Schmidt氏と、国際貿易センター(ITC)のMaria Arancha Gonzalez事務局長が、それぞれ演説を行い、出席者と記念写真を撮った。

続いて、ITCの貿易振興上級担当官であるSylvie Betemps Cochin氏は、ARISE Plusミャンマープロジェクトの目的と進捗状況について説明し、貿易部のアシスタントディレクターであるDaw Su Thet Hnin氏は、このプロジェクトがミャンマーの持続可能な発展計画をサポートする方法を説明した。最後に、U Ko Ko Lay副部長が閉会の挨拶をした。

イベントには、EUの代表者、関連の開発組織、プロジェクトの実務を担当する民間組織、関連団体、部門の担当者が出席した。

連結と経済統合をサポート
ARISE Plusミャンマープロジェクトは、ITCがイニシアチブの実施機関となり、2019年7月から2023年6月まで実施される。持続可能でインクルーシブな成長に貢献し、ミャンマー、ASEAN、世界経済間における、より大きな連結と経済統合をサポートすることを目的としている。

そして、プロジェクトは、ミャンマーの零細企業と中小企業をサポートするとともに、ASEAN単一経済空間、EU、グローバル市場におけるビジネスの機会を模索する。また、ASEANおよび国際的なコミットメントに沿った、衛生と植物防疫のための措置(SPA協定)の遵守にも取り組んでいる。

このプロジェクトは、ミャンマーが、地域の機関(ASEAN)と、国際的な機関(世界貿易機関やEU)のコミットメントに対応するための実施支援を提供し、バリューチェーンに沿った非関税障壁(NTB)に対処する。また、女性の雇用機会を増やすことも目指している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省 プレスリリース
https://www.moi.gov.mm/19/10/2019/id-19471

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