2019-10-22 19:00
社会
マンダレーで、ポリオ撲滅のためのサイクリングイベントが開催

ポリオの予防接種を強化
10月20日、マンダレーのパレスモートにおいて、世界ポリオデーを記念する大規模なサイクリングイベントが行われた。お堀を一周するこのイベントには、保健スポーツ省のミン・トゥエ大臣と、マンダレー地域政府のザウ・ミン・マウン首相、閣僚、議会の代表、世界保健機関(WHO)の代表、Gaviアライアンス、ロータリークラブなどが参加した。
ミン・トゥエ保健スポーツ省大臣は挨拶のなかで、子どもたちをポリオから守るために、8月と10月に追加の予防接種が行われたと言及した。
また大臣は、子どもたちは国家の未来であるから、親や親戚、隣人に予防接種が行われている場所に子どもたちを連れて行くように求め、予防接種を受けてもらうために、そのメリットを共有していくと述べた。
WHOは、ミャンマーは2014年3月27日時点でポリオのない国として発表したが、特に遠隔地にいる子どもたちへの予防接種を行わなかったことから、ポリオがミャンマーで再び発生した。
ポリオに罹患する人々は、生活水準が低下し、家族にとっての負担となるだけでなく、国家にとって貴重な人材の損失となる。
ポリオ撲滅の意識を高める
ミン・トゥエ保健スポーツ省大臣は、人々の健康水準を高め、子どもたちの病気を根絶し、子どもたちが予防接種を受けることを広報することに尽力した関係者や支援団体に感謝の意を示した。その後、マンダレー地域政府のザウ・ミン・マウン首相は、このサイクリングイベントは、マンダレー地域を含むミャンマー国内および世界中でポリオ撲滅の意識を高めることを目的としていると語った。
サイクリングイベントは、マンダレー市長のイエ・ウィン博士がスターターを務め、800人近くの人々が参加した。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省 プレスリリース
https://www.moi.gov.mm/?q=news/21/10/2019/id-19487
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