• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • ミャンマー社会インテグリティセンター、2019年グローバルプルーラリズム賞を受賞
2019-10-18 18:00

社会

ミャンマー社会インテグリティセンター、2019年グローバルプルーラリズム賞を受賞

ロヒンギャ
多元主義を主張するロヒンギャの人々を尊重
グローバルセンター・フォー・プルーラリズムは、2019年グローバルプルーラリズム賞を、ガーナの活動家であるDeborah Ahenkorah氏、ミャンマーの社会インテグリティセンター、ボスニア・ヘルツェゴビナ・クロアチア・モンテネグロ・セルビアの専門家によるネットワーク「まだ歴史ではない歴史を学ぶ」の3団体に贈ることを決定した。

グローバルプルーラリズム賞は、多元主義の活動を評価するものである。違いを超えて尊敬を推進するための持続的成果の結果として、受賞者は、人間の多様性が評価されて成功を収める、より包含的な社会の構築を支援している。

受賞した社会インテグリティセンターのエグゼクティブディレクターであるAung Kyaw Moe氏は、次のように述べた。
「この賞は、変化は内側から起こすことができ、小さな規模の地域イニシアチブとして始まったものが強力で有意義な活動になることができることが認められたものである。異なる民族や宗教の人々と一緒に、寛容と多元主義を主張するロヒンギャの人々について言及できることは大きな成果だ。いつか、ミャンマーで多様性が受け入れられるだけでなく、称賛されることを期待している。」(プレスリリースより引用)

多様な社会で平和的かつ生産的に共存
グローバルセンター・フォー・プルーラリズムは、カナダ政府の協力の下、Aga Khan殿下によってオタワに設立された独立した慈善団体である。多様で包含的な国としてのカナダの経験に触発されたこのセンターは、多様な社会で平和的かつ生産的に共存するという課題に対する積極的な活動を促進するために設立された。

グローバルセンター・フォー・プルーラリズムの事務局長であるMeredith Preston McGhie氏は、今年の受賞者の活動を支援できることを光栄に思うとし、次のように説明した。
「センターは、彼らの創造的なイニシアチブにより、排除や分裂につながる否定的な傾向を逆転できることを期待している。彼らの活動の影響は、我々がより豊かで多様な平和的、包含的な社会を作ることができるという証明である。これらは我々が学ぶことができる例となっている。」(プレスリリースより引用)

(画像はGlobal Centre for Pluralismより)


外部リンク

Global Centre for Pluralism
https://www.pluralism.ca/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook