2019-10-08 09:30
社会
ヤンゴンバスサービスのドライバー全員にスマートカード支給へ

スマートカードの携帯を義務化
ヤンゴン地域運輸局(YRTA)のマネージングディレクターであるAung Nyi Nyi Maw氏は、「ヤンゴンバスサービス(YBS)のバスラインで雇用されているすべてのドライバーに対し、10月中にスマートカードを発行する予定である。」との見解を示した。Aung Nyi Nyi Maw氏は、スマートカードの発行状況について、YRTA にスマートカードを申請した4,675人のドライバーのうち、4,547人にスマートカードをしており、まだ発行してない人は100人余り、と言及した。
そして、次のように説明した。
「10月の上旬には、すべてのドライバーにスマートカードが手渡される予定である。スマートカードが発行された後、ドライバーは、カードをきちんと保持しているかについて、YRTAの検査チームによって厳密に確認される。検査チームには今月にチェックをするように要請している。」(プレスリリースより引用)
データベースで業務履歴や勤務状態などを管理
YRTAによると、乗客は、連絡先番号から検査チームに苦情を送ることができる。YRTAは、すべてのドライバーの個人情報を管理しているため、苦情に対処し、規律を守っていないドライバーに対して措置を行うことがより簡単になる。
運輸当局は、YBSのドライバーの業務履歴や仕事の経験の詳細についてデータベースを集中化させている。これにより、ドライバーについて、迅速かつ簡単にトレースすることが可能となる。
2019年1月1日から9月30日までに運輸当局によって編集されたデータによると、現在、ルートを変えたドライバーは76人で、6,316人が罰金領収書を発行され、苦情の申し入れがあったドライバーは2,108人となっている。
現在、エアポートシャトルを含め100を超えるバス路線があり、約130のルートで4,500台のバスが運行されている。1日の利用者数は約180万人と推定されている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省 プレスリリース
https://www.moi.gov.mm/4/10/2019/id-19330
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