2019-10-03 22:00
社会
27人がバングラデシュからミャンマーへ帰還

子どもを含む14世帯が自主的帰還
ミャンマー情報省によると、バングラデシュに逃避していた27人が9月25日午前9時、ミャンマー・ラカイン州マウンドー郡区(Maungdaw Township)にあるレセプションセンターに到着したという。帰還者は10歳未満の男児4人と女児3人を含む14世帯27人で、自らの希望で帰還している。
帰還者は同レセプションセンターで、食糧やキッチン用品などを提供されたという。
彼らは以前マウンドー郡区のKappakaung村、Myawtaung村、Kyatpyinyoe村に住んでおり、午後6時にはそれぞれの村の責任者に引き渡された。
合計3,450人の帰還を期待
ミャンマー当局は本国への送還プロセスを管理し、人道支援を提供。入国管理と安全規則に従って精査後、国家検証カードを発行している。8月22日には合計3,450人の避難民がミャンマーへ送還されることが期待されていたが、実際に帰還したのは27人にとどまり、送還の試みは失敗に終わったといえるだろう。
ミャンマーとバングラデシュは2018年8月、バングラデシュへ逃避している避難民の早期帰還について合意。
また、ミャンマー政府は2018年6月、国連開発計画(UNDP)と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と避難民の本国送還プロセスを支援する覚書にも署名している。
しかし、避難民のミャンマー帰還はなかなか進まないのが現状だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/
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