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2019-09-21 06:00

社会

日本では当たり前でもミャンマーではそうでないことをシャンティが紹介

学校
長机と長椅子に座って勉強 十分なスペースが確保できず
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー・ピー事務所で、NGO海外研修プログラムに参加中の大学生・菊池万葉さんが、日本では当たり前でもミャンマーではそうでないことを、9月17日のシャンティブログで紹介した。

まずは、学校での勉強するスペースの問題だ。日本では、各生徒に机と椅子があり、十分な勉強スペースが確保されているが、ミャンマーでは長机と長椅子にぎゅうぎゅう詰めに座って勉強する。それに加え、30度以上にもなる気温の中、勉強することもあるため、集中するのが難しい。

本の存在も当たり前ではない 時間を共有する機会に
菊池万葉さんによれば、ミャンマーでは本の存在も当たり前ではなく、シャンティが移動図書館で訪問した学校の子どもも、絵本が届くと一目散に走って読みにくるとしている。

また、本が読めない子も、先生などに読んでもらった内容を、家族や友だちと話すなど、時間を共有する機会につながってもらいたいと期待を寄せている。

言語が通じなくても、ミャンマー人の温かさに触れ、不自由の生活ができたと、NGO海外研修プログラムを振り返った。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=35384

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