2019-09-24 08:45
社会
少数民族の生計向上に ミャンマー国境省職員がハトムギ収穫後処理を学びに来日

品質管理や加工、包装技術を学び、現地の農家を指導へ
独立行政法人国際協力機構九州センター(以下、JICA)が、「加工・梱包技術導入による遠隔地域における高付加価値農産物のバリューチェーン構築に関する普及・実証事業」を実施するにあたり、ミャンマー国境省の職員がハトムギ収穫後処理を学びに来日すると、9月20日に発表した。JICAの「中小企業海外展開支援事業~普及・実証事業~」の一環として、西田精麦株式会社がミャンマー国境省の職員3名を、熊本県八代市にある本社に招請。品質管理や加工、包装技術を学んでもらい、帰国後はミャンマー少数民族の農家の指導にあたる。
少数民族の生計向上で、更なるミャンマーの安定に
ミャンマーでは、ビルマ民族が国民の大多数を占めているが、それ以外にも130以上の民族で国家が構成されている。少数民族が住む地域では、少数民族との融和・共存が必要とされており、今回のハトムギを始めとする機能性農産物の栽培によって少数民族の生計を向上させ、ミャンマーの更なる安定につなげる狙いがある。同受け入れ活動は、9月30日から10月5日にかけて行われ、ミャンマー国境省の職員がグラノーラ製造工程の見学もするほか、八代市の副市長や熊本県の副知事を表敬訪問する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
独立行政法人国際協力機構九州センター プレスリリース
https://www.jica.go.jp/
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