2019-09-16 19:30
社会
ロヒンギャ難民キャンプがモンスーンで破壊 WFPが緊急対応を開始

記録的な豪雨で大な影響
飢饉国への食糧援助や天災などの被災国に対して緊急援助を行う国連機関の世界食糧計画(World Food Programme:WFP)は9月13日、モンスーンの豪雨により破壊されたバングラデシュ南部のロヒンギャ難民キャンプで暮らす人々に、今年最大の緊急食糧支援を開始したことを明らかにした。WFPの広報担当者であるHerve Verhoosel氏はジュネーブで行われた定期説明会で、
「わずか24時間で1万6,000人が食糧援助を受けた」(プレスリリースより)
と述べている。Verhoosel氏によると、モンスーンは例年よりはるかに大きく、難民キャンプ周辺は記録的な豪雨により多大な影響を受けたという。
受け入れ側のホストコミュニティも深刻な影響を受け、一時的に避難した800人以上が食糧支援を受けている。
国際社会の支援必要
Verhoosel氏によると、難民キャンプでは家の中にあったすべての物が洗い流され、難民の多くが衣類を含むすべてを失ったという。キャンプ周辺には事前に物資が準備されているため迅速に配布できるが、長期化すれば国際社会の支援が必要になるため、WFPの担当者は資金調達を呼びかけている。
WFPによると、バングラデシュ・コックスバザールの難民90万人近くを養うには毎月1,600万ドルかかるという。
バングラデシュは低地に位置するため、モンスーンの季節に洪水が起きやすい。そのため、キャンプやホストコミュニティ周辺に10万本の木を植えて、土砂崩れや洪水を緩和。このような努力により、キャンプの環境は改善されているという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
国連
https://www.un.org/
国連のプレスリリース
https://news.un.org/
世界食糧計画
https://www.wfp.org/
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