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2019-09-17 17:00

経済

フクダ・アンド・パートナーズ、近郊型オフィス併設物流施設のB棟を竣工

フクダ・アンド・パートナーズ
オフィス・倉庫・冷凍冷蔵庫などに利用
株式会社フクダ・アンド・パートナーズは、ミャンマーのヤンゴン市タケタ地区において、2017年秋から複合施設開発を進めてきたが、冷凍冷蔵倉庫を併設した物流不動産「L.L.Town Tharkayta B棟(1期工事)」が竣工したことを発表した。

9月12日には、在ミャンマー大使館、ミャンマー日本商工会議所、テナント入居者、地権者、タケタ工業団地関係者が参列し、オープニングセレモニーが行われた。

「L.L.Town Tharkayta」は、A・B・C棟の3棟からなり、総敷地面積9,095.6 平方メートル、総延べ床面積約10,081.9平方メートルからなる複合施設である。

この施設は、ヤンゴン市街地とティラワ工業団地の中間地点に位置し、都市部まで車で30分以内であるので、倉庫として使用する場合、都市部の「営業拠点」「店舗」「飲食店・ホテル」に向けた高い配送効率が可能である。また、1階倉庫の床荷重2t、梁下有効高6.5メートルを確保しており、高い汎用性と利便性を提供する。

そして、-25度、+5度、常温という3温度に対応することから、食品倉庫、業務用食材保管、配送拠点に最適であり、イニシャルコストの負担なく冷凍冷蔵庫として使用することもできる。

さらに、オフィスとしては、より低賃料で高機能かつ快適なオフィス環境を実現している。

ヤンゴン市街地とティラワ工業団地の中間地点に位置
同社では、今後、2020年2月には「L.L.Town Tharkayta」のC棟、2020年9月までにはA棟を稼働させ、3温度帯冷凍冷蔵庫、オフィス、店舗、教育・研修センター、レンタル大会議室を備えた施設としてサービス機能を充実させていく。

そして、この施設は、日本とミャンマーが官民共同にて開発したティラワ工業団地からヤンゴン市中心部に至る幹線道路上に位置しており、物流の結節点として、また、都市部に商品を供給する生活密着型の内陸輸送拠点として活用されることが期待される。

また、同社は、シンガポールのアジア拠点を閉鎖し、ここタケタ地区にアジアの拠点を構えることを発表している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社フクダ・アンド・パートナーズ
http://www.fandp.co.jp/information/5232_20190912

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