2019-09-09 00:15
社会
ヤンゴン国際空港で軍用機が横滑り、滑走路の一時閉鎖で遅延も

左エンジンの故障が原因
ミャンマー最大の空港であるヤンゴン国際空港(Yangon International Airport)で8月5日朝、中国製の軍用輸送機Y-8-200Fが離陸時に滑走路で横滑りしたという。滑走路は午前11時20分から午後3時20分まで一時的に閉鎖され、離陸便は遅れ、到着便は延期された。
軍のスポークスマンであるZaw Min Tun准将は、
「飛行機はエンジンの故障により滑走路で横滑りしたが、負傷者はいなかった」(The Irrawaddyより)
と述べている。同准将によると、軍用輸送機は訓練のために離陸しようとしていたが、左エンジンの故障により滑走路で横滑りしたという。
今年4回目の航空機事故
ミャンマーでは今年、すでに3回の航空機事故が発生しており、今回の事故は4回目となる。最初の事故は5月8日で、乗客30人と乗組員6人を乗せたビーマン・バングラデシュ航空(Biman Bangladesh Airlines)の飛行機が天候不良のためヤンゴン国際空港で着陸時にオーバーラン。19人が負傷したと伝えられている。
同事故の翌週には、前輪が出ない状態でミャンマー・ナショナル航空(Myanmar National Airlines)の飛行機が胴体着陸。滑走路が一時的に閉鎖された。
さらに8月にも、ゴールデン・ミャンマー航空(Golden Myanmar Airlines)の飛行機が着陸時に前輪に技術的な問題が発生し、滑走路が一時的に閉鎖されている。
(画像はMYANMAR TIMESより)
外部リンク
Fourth plane accident in Myanmar this year
https://www.mmtimes.com/
Flights Delayed at Yangon Airport After Myanmar Military Plane Skids Off Runway
https://www.irrawaddy.com/
Myanmar's biggest airport closes after plane skids off runway, flights diverted
https://af.reuters.com/
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